#114

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もみですもみもみ。

 

仕事をしていて急に思い出したことがあって、
何年か前のクリスマス、電通の女性社員が過労で飛び降り自殺した件。
過労がどうこう、自殺がどうこうではなく、その方のツイートで一つだけ忘れられないものがある。

 

大学一年生の時の元彼が髪の毛を乾かしてくれたあのきらめくような瞬間を、何時までも胸に刻んで明日も残業をしよう。

 

どうにもならない時にすがりたくなる思い出というか、
この思い出さえあれば生きていける、と思えるものというか、
そんな幸せな日もあったな、という感情というか。

 

本当にしんどい時の支えほど、小さな小さな幸せだったりする。
当時の自分にとっては小さすぎて、もしくは当たり前すぎて気付かなかったことですら、今の自分からしてみれば大きな幸せに感じる。マイナスが1なら+1は小さく感じるけど、マイナスが20なら+1も大きく感じる。人生もたぶんそうやってできてる。

 


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すきなひとと行った初めての東京タワー。
ずっと前に行ったスカイツリーよりも高く感じた。
赤と白だけだったなんて思えない、たぶんもっとキラキラしてた。

 

一生続く一瞬みたいな感覚だった。

 

 

どこに行くかではなく、誰と行くか。
なにをするかではなく、誰とするか。

 

ティファニーのこれ、
ひとりで生きていけるふたりが、それでも一緒にいるのが夫婦だと思う
ものすごく核心をついてると思うの。

 


お父さんとお母さんが冷蔵庫の前でココアパウダーの賞味期限の話をしてる。
もうすぐだなぁと思いながら使うの忘れちゃうんだよね。さっきココア飲んだ時ちょっと入れればよかった。
こんな他愛のない会話でも、じわっと来てしまう。

 

お姉ちゃんと彼氏さんがお正月にふたり並んで外の獅子舞見てる。
毎年来るんだよ。へぇそうなんだ。うちの近くには来なかったなぁ。
元々他人同士なのにこんな他愛のない会話ができるようになるのって、すごくない?と思ってじんわり来る。

 

 

私とそういう他愛のない話をしてくれる人は、いつあらわれるんだろうね。