#129

( ੭ ・ᴗ・ )੭

 

 

もみですもみもみ。

 

もみちゃんあるある。ブログ何日か連続で書くと急に更新止まる。

しっくりくる文章は、脳みそが爆発しないと書けないのです。創作アカウントの方、毎日ちゃんと更新してるのマジで偉すぎると思ってる。

 

 

仕事してるとやめてぇなぁと思うことはめっちゃあるし、愚痴りながら泣くこともあるけど、毎年この時期になると「この仕事やっててよかったな」って思う。

担当してた子たちから、感謝の言葉をもらう。一年間の、唯一の心の支えかも。教育という仕事の醍醐味。

 

私はさ、公務員試験に落ちて、繋ぎでここに就職したんだけどさ、その話をずっと前に担当の子に話したことがあったの。「なんでここで働いてるんですか?」って聞かれたから。

その時は“失敗なんかないように見える人でもみんな人生失敗してるんだよ”って言うことを伝えたかったんだよね。彼女には多分、私の人生はとてもうまくいってるように見えてるんだろうなって感じたから。だから私もたくさん失敗してきたよ、と伝えたくて。

そしたらそれをその子が今でも覚えてたみたいで、「公務員試験落ちたからここにいるって言ってたけど、私はもみさんがここにいてくれてよかったと思ってるし、担当になってくれて嬉しかった」って、そう言ってくれた。

 

あああああ。

本当に、もう。

 

言葉にならんかった。印刷してデスクに飾っとこ…と思った。

 

 

もうひとり、担当した子の、合格体験記読んで普通に泣いたし、「もみさんがいてくれただけで心の支えでした」と言ってもらったのもめちゃくちゃ泣いた。

頑張ったのは私じゃなくて君なのに、君の頑張る理由に少しでもなれていたなら。私はもう、これ以上の喜びはないです。

私は理系でもないし国公立も受験してないから、共通テストの直後に国公立のことで君から電話もらった時ものすごくぼやっとした曖昧な答えしかできなくて、でもそれがとても悔しかったのでめっちゃ調べて、理系のクラスの担任にも情報聞いたりして、そうやってかき集めた情報も君の役に立てていたかどうかは正直怪しいけど、

私はあんなに必死になったのは初めてだったかもしれないというくらい、必死だったのよ。必死になれたのよ。自分の担当の子のためならここまで必死になれるのかぁと、思いながら仕事してた。(今までの子たちに手を抜いていたわけではない)

 

一昨日、年度末だからと思ってデスクを整理してたら、その時に調べまくったメモが沢山出てきて、懐かしくなりました。

 

 

大学なんて、仕事なんて、やりたいことなんて、向いてるか向いてないかはやってみないとわからない。

それのやりがいも苦労も、楽しいことも辛いことも、全部全部やってみないとわからない。

私だってこの仕事は繋ぎのつもりで、すぐやめようと思ってた。まず人と接する仕事は向いてないと思ってたしやりたくないと思ってたから。でも、やってみたらこんなに楽しいし、嬉しいこともたくさんあるし、たぶん私はこの仕事向いてる。でもそれはやってみてから分かったこと。

だからさ、そんなに考え込まずに飛び込んでみような。

大丈夫。人生どうにかなるしなんとかなるから。

 

 

というわけで晴れて大学生になった皆様へ。

思う存分楽しめ。大学生は人生の夏休みだ。やりたいことを片っ端からやれ。お金をたくさん使って経験を積め。たくさんの人と交流しろ。学びたいことに一生懸命になれ。今しかできないことを全部やろう。

若さは強みです。

 

予備校は、学校のように振り返るところではありません。もう戻ってこなくていい場所です。いつしか“あんな日もあったな”と。“あんなことを言っていたおねえさんがいたな”と。そうやって頭の中で思い返すだけで充分です。

第一志望に受からなくても、それを挫折ととらえて落ち込んでも、あなたが一年間全力で頑張った経験も努力も絶対に消えはしないし、いつかそれは苦悩する未来のあなたの支えになります。

 

若いうちにたくさん失敗しましょう。人生で失敗をしないと、人生を失敗するらしいよ。

 

 

お互いたくさん活躍して、いつかどこかでまた会おうな!!!

 


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