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もみですもみもみ。

 

この前ぼーっとTikTokみてたら、『女王の教室』の切り抜き動画が流れてきた。

女王の教室』って言って伝わる…?めっちゃ前のドラマなんだが…(調べたら2005年らしいです)。

2005年って私小5なのよね。『女王の教室』は小学校が舞台のドラマだったから世代的にはドンピシャだったんだけど、当時は正直天海祐希が怖いってのと内容が難しいってのであんまりよく分かんなくて(なぜか好きで毎回みてはいた)、

でも久しぶりに切り抜きみたら台詞がすごい刺さって、いいドラマだったんだな…って思った。

もう1回観なおしたい。

 

 

【自主性や自由とか言って大人が放っておいたら、子供は自由と非常識を混同するようになるだけです。悪いことは何なのか、わからない人間になるだけです。】

👏

まさにこれ!「自由」「自主性」と「放っておくこと」は違う。

この台詞とはちょっと主旨がずれることになるけど、

サボる生徒を「自主性に任せたいから」と放っておくのは果たして教育と言えるのか?考えているフリをしているだけの子を見抜く力を先生たちは持ち合わせているのか?というのはすごく思ってた。

自主性を大事にする学校に通ってる子を担当したことがあるけど、その子は私が何か言うと「なるほど」「たしかに」「わかった」「やってみます」とは言うものの、自分では何も考えない子だったし、他人が言ったことの要点を掴めない子だった。私が言ったことの大事じゃない部分を拾ってメモを取る子だった。

教育現場が自主性・自由を盾にそういう子を育てていいのか。

全員の面倒をみるのは大変なのはわかるけど、それを言い訳にしてはいけないと思いました。

たしかに成長と学びにはある程度の失敗と挫折が必要だとは思う。ただ、大人になるまでは、“それをしても取り返しがつく”“それをフォローしてくれる”大人の存在がないといけないと思うのだよ。(大人になったら自分の行動や失敗の責任は自分で取らなきゃだけど)

見守る側の役目はできる限りたくさんの意見、考え方、知識・教養と選択肢を与えること。その中でどれをピックアップして自分の中に取り込むか、という部分を生徒に任せるのが「自由」であって、取り込んだ先でそれを実現していくためにはどうしたらいいかを考えさせ、彼らが自ら行動していくのが「自主性」なんじゃないの?

端から「はい、私たちは何も言いませんから好きなようにやりなさい」と放り出すのは自由でも自主性でもなくて「放置」。

あくまで私の考え。

 

 

【特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?今のまま、ずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや、不公平なんかに気付かず、テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、会社に入ったら、上司の言うことをおとなしく聞いて、戦争が始まったら、真っ先に危険なところに行って戦ってくればいいの。】

これはドラゴン桜阿部寛の台詞にも似たものがあったな。“国はお前たちに、バカでいてほしいと思ってる。それが本音だ”みたいなの。「勘のいいガキは嫌いだよ」に通じる話ですか???

特権階級の人間でも政府の人間でもないから何も言えないけど、自分の理想の世界・社会を作り上げるにあたっては、頭がキレて歯向かってくる奴よりも、思考停止で言うこと何でも聞いてくれるバカの方が扱いやすいというのは分かる。要は、ただ動いてくれるだけの“駒”が欲しいってことよな。

賢くてよく気付いて上に歯向かえる人間が優秀なことに間違いはない。それなのに、会社でもそういう人間は大抵厄介者扱いされる。「“うまくいきそうな事案”の進行を止めたりする」もんね。「余計なこと言うな」というやつかな。

多方面の意見を取り入れながら議論し合い、切磋琢磨しながら新しい社会を作っていくという理想は机上の空論。これは部活の時にも思ってた。たかが高校の部活ですら全員の意見を聞くなんて無理なんだから、国レベルになったらまぁそりゃなおさら無理よね。と思う。

 

 

【今はまだ具体的な目標がないのならとにかく勉強しなさい。12歳の今しかできないことを一生懸命やりなさい。中学に行っても高校に行っても今しかできないことはいっぱいあるんです。それをちゃんとやらずに将来のことばかり気にするのはやめなさい。そんなことばかりしているといつまでたっても何にも気付いたりしません。】

それな~~~という感想しか出てこない(笑)。これ私1個前の記事に書いたのと内容被らん?私天才かな?

最後の一文がすごくグッときますね。“そんなことばかりしていると、いつまで経っても何にも気付いたりしません”。

世の中のいろんなことに目を向けて生きていきたいですね。(こんな浅いことを言いたいんじゃないけど言葉にならない。圧倒的語彙力の欠如。)

 

「私たちはなんで勉強するんですか」という激ムズ質問に対する最適解は“人生の選択肢と視野が広がるから”だと思ってる。

勉強しないとたどり着けない世界がある。そこに行かないと会えない人がいる。物を知らないと見えない世界もある。今まで見えなかった世界の人たちのことを知ることは、別に生きていくのに必須の事項ではない。世界で起きている紛争も、日本の人口15%の貧困層の暮らしぶりも、別に知らないからって生活で困ることは無い。でもそれを知っているのと知らないのとでは、人間力や他人への理解に圧倒的な差が出ると思うのです。

めちゃくちゃ当然のことを言うけど、水槽の中で生きていたら、水槽での生き方しか学べない。水槽の中でいくら考え頭を使い手足を使いトップに君臨したとしても、川や海に流されたら秒で死ぬ(たぶん)。広い世界を見るというのは、そういうことだと思うんですよね。

 

 

 

と、まぁ偉そうなことをたくさん言ったところで私はクッキー食べて寝ます。(仕事中)