#152
(´つ_⊂`)
Kinki Kidsが今年の7月にデビュー25周年を迎えたらしくて!Youtubeに過去の曲のMVがあがっているのです。
私はこのアルバム(すんげぇ昔のやつ)を幼少のみぎりに、家族旅行に行く車の中で聴きまくっていて、今でもその思い出がよみがえってくる。
その後もKinki Kidsはたくさん歌出してるしいつもオリコン1位だけど(たしか)、でもやっぱりこのアルバムに戻ってきちゃうんだよな~~思い出補正込みで。
『シンデレラ・クリスマス』のMVがとてもよくて、
KinKi Kids「シンデレラ・クリスマス」Music Video - YouTube
コメント欄に「全人類にみてほしい神MVがついに全世界に公開…」ってあるけど、マジでそう思う、、、。
シンプルにこの頃の2人のビジュが好きってのもあるし、お互い撮りあってるのが微笑ましいってのもあるけど、なにより、
MVの入りが夜の高速道路なんだけど、私にとってはこれが家族旅行のわくわく感の記憶と重なってしまって、とてもエモい。軽率に泣ける。冬の、スキーの、行きの車。車の中が寒くて、でも急に暖房強めに入れるとフロントガラスが曇っちゃうから、みんなでコート着たまま「寒いねぇ」って手をこすりながら出発する早朝3時半(もはや夜)。
高速道路の街灯のあかり。工場地帯独特の夜景。昇る太陽の赤さと朝の空気。パーキングで食べる朝食のパン。トンネルを抜けて見える雪。などなど。
きっと夜景とか夜のあかりのぼやけ方とかが好きなのは、ここからきてるんだと思うわ。
昨日も、仕事の帰りの電車でMV見つけて、んえええってなって、最寄り駅から家までの帰り道、縁石の上を歩きながら鼻歌歌ってた。27歳のすることじゃない。でもそんくらい、童心に帰るくらい、懐かしさがすんごかった。
歌詞もさぁぁ、いいんだよなぁ。
「黙りこくっておかしいね 逢えない日はあんなに話したいことがあるのに」とか
「12時までのドリーム」「普段着のままの君 愛してるよ」、、、
Kinki Kidsの曲の歌詞の良さは散々語ってきた気がするけど、これほんと25歳を過ぎてからわかるエモさがすごい。
自分がいろんな経験してきたせいだと思うけど、
『愛のかたまり』とか『Anniversary』とか『全部だきしめて』とか、マジで歌詞だけで泣ける、、、今思ったけどきんきって愛してるって結構頻繁に言うよね、、、ない?そんなことない?わからんけど、、、
きんきくらいの愛の重さ、全然うれしいけどな。
「自分にベクトルが向いてないってわかってからの冷め方がすごい人間なので」みたいなことを過去につぶやいたけど、これは経験則からのただの自己防衛。自分と付き合っているはずの人が他の誰かを好きだったときの、「好きだったのは私だけかぁ」感と、「追いかけてた私、馬鹿みたいだな」という虚無感がとても苦手というか、追いかけてた自分のダサさを受け入れられないというか。だから自分にベクトルが向いてないと感じたらすぐ身を引いてしまう。もしかして自己防衛という名の逃げ?まぁ、なんでもいいんだけど。
「この人はほんとうに私のことが好きなんだな」と実感するほどに好きでいてくれた人と付き合ってた頃、本当に好かれてることに気付いたのは、「この人、こんな風に笑うんだ」と感じたときだった。
友達だった頃には見たことがなく、彼が友達と話しているときにも見たことのない顔で私に向けて笑ったとき、なるほど、と思った。
でもこれは私も同じなのであって。
私という人間が10だとして、友達には6までしか見せないけど付き合う人には8まで見せる、みたいな。そういうことで。
見せる、というより、つい出てしまう、の方が正しいのか。
そういうことをぼーっと考えてた昨日の夜。